【書評】理系研究者のためのアカデミックライティング

腰を据えて取り組みたいガッツリとした教科書

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概要

英国で書かれた本の翻訳本になります。大まかな構成としては論文の項目ごとに分けたオーソドックスなものになっていますが、一つ一つの量が多いです。半年や通年の授業の教科書としてじっくり勉強するタイプの教科書だと思います。

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内容

章立てとしては、


Introductionの書き方
Metodologyの書き方
Resultsの書き方
Discussion/Conclusionの書き方
Abstractの書き方

と非常にシンプルです。Abstractが一番最後に来ているのは、私も言っているようにAbstractを書くのは論文全体を書き終えた一番最後だからでしょう。

それぞれの章ごとに

構成
文法と作文作法
執筆課題
語彙
****の執筆

というサブ項目が用意されており、
構成」ではその項目の書き方の概要、
文法と作文作法」ではその項目で使われる文法事項や語法について
執筆課題」では、例文の論文が与えられ、その論文の文章それぞれの役割を説明する演習を行う。これにより、その項目(イントロや結果など)を書く際の考え方を身につけようという趣旨です。
****の執筆」では実際にその項目を書いてみようという演習になります。そのための架空のデータや、課題が与えられ、それを基に自分で英文を書きます。

以上のように演習問題も用意されており、やはり、授業形式で行って指導する役割の人がいた方が力がつくと思います。とはいえ、そのような環境があることは稀でしょう。真面目に取り組めば、独力でもためになると思います。

ただし、参考書というか辞書的に使う本ではなく、実際に勉強する本だということは認識しておきましょう。

まとめ

研究英語の本では珍しいガッツリとした内容の教科書です。パラパラと参考にするタイプの本ではなく、コツコツ勉強するタイプの本です。半年から1年くらい時間をかけて取り組めるようならぜひ購入をおすすめします。

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