【書評】英語論文の書き方と国際会議でのプレゼン

個性的な構成の欲張り本

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概要

タイトルの通り、国際会議での発表などで使う英語と、論文を書く際に用いる英語をそれぞれの対比を交えつつ両方扱っています。著者の廣岡慶彦氏は15年に渡って米国で研究をされていた方で、英語論文・研究英語関連の著作を数多く刊行しています。個人的な印象ですが、比較的個性的な構成の本が多く、この本もタイトルの通り面白い構成になっています。

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本の構成

まず、1章と2章で科学論文に関する一般論と文法などのテクニカルな内容についてまとめています。この辺りはごくごく普通の内容ですが、短くまとまっていて良い印象です。

そして、第3章からがこの本の肝になります。
3章はWebに公開されているMITの講義動画を文章に書き換えるという内容になります。講義は物理、化学、生物の講義の3種類を扱っています。要するに学会で発表する際の口語英語と論文で使う文語に直す練習をするイメージです。

4章からも似たような内容ですが、今度は実際に論文形式の文章と学会での発表形式で同じ内容をそれぞれ文章化しています。章のタイトルもそのものズバリ「英語化学論文の書き方とプレゼン準備」。

最後の第5章もこれまた欲張りな内容になっています。
論文や学会発表以外に必要な英語表現がまとめられてあり、学会の参加申し込み関連の電子メールでの英語や座長の英語、研究室を訪問する際の英語など多岐に及んでいます。

まとめ

タイトル通りというか、タイトル以上に欲張りな内容になっています。個人的にはやや欲張り過ぎな気がしますが、研究英語関連で何冊も本を買いたくない、という人向けでしょうか?私個人的には逆で、面白い本だと思うので、1冊持っておいても(というか持ってますし)いいと思いますが、これ1冊だけで済ませようというのはどうなのかなと思ってしまいます。

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