Igorにはマニュアルとしてpdfファイルが付いています。
本記事では私がそのマニュアルをどのように使っているかを紹介します。
Igorのマニュアル
私が使っているのは英語版のIgorなので、英語のマニュアルですが、日本語版でも英語のマニュアルが付いているのではないでしょうか。そのあたりは未確認です。
Igorのマニュアルはメニューのhelpから見れます(下図)。
manualをクリックすると「Help Browser」なるWindowが立ち上がるので、”Open Online Manual”ボタンをクリックします。
“Open Online Manual”ボタンを 押すとpdfビューワーでマニュアルが立ち上がるはずです。
基本はReference
マニュアルの目次を見ると分かりますが、”Getting Started”や”User’s Guide”が付いており、これを順番に勉強すればIgorの使い方を学ぶことができます。
とはいえ、英語で書かれていますし、グラフソフトの使い方を学ぶためにマニュアルを丁寧に読む人は少数派でしょう。
私も自分が知りたいことにはまる内容がない限り読むことはありません。基本的にはVolume VにあるReferenceの項目を使っています。
関数を検索
一つ目の使い方は、特定の関数を検索する場合です。
まずは目次でReferenceのページに行き、そこから検索をします。これをしないとトップページから検索が始まってしまい、マニュアル内にあるすべてのキーワードが検索に掛かるので大変です。
ここで”LoadWave”と検索すれば下図のようにLoadWaveが検索にかかり、ハイライトされます。このLoadWaveはリンクになっており、Loadwave関数の使い方の説明のページに飛べます。
以上のように、自分が使いたいと思った関数の使い方を検索することができます。
使いたい関数を探す
もう一つのパターンが、使いたい具体的な関数が分からないが、特定の動作をする関数を探したい場合です。
その場合にはReferenceのトップに目次がある(下図)ので、そこから探します。目次はカテゴリごとに分かれているので、自分が行いたい操作に関係があると思われるカテゴリの関数リストを見て探します。
正直大変ですが、このリストがなければそもそも探しようがないですし、英語の関数名から類推がある程度できます。
まとめ
マニュアルの使い方、とタイトルを付けましたが、マニュアルのReferenceを使えば、マクロを作るときに便利ですよ、という内容の記事でした。知らなかったという方は活用してみてください。
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